書きはじめたきっかけ(2003年の夏記)
当院ではインプラント治療を行うようになって20年になり、多くの人に沢山のインプラント治療をしてきました。当院にインプラント治療を希望してみえる患者さんは、自分のできる範囲内で資料を収集し、知識を得ていますが、勘違いや思い違いをしている人も多く、インプラント治療に対する誤解を解く為や、私のインプラント治療に対するスタンスを患者さんへ伝える為も含め、患者さん向けの細かいインプラント資料を作らなければ、とずっと思っていました。ところが現実的に行動に移すことはたいへんで、そんな余力があるのならインプラントの予約患者さんの手術日程をもっと早く繰り上げないと、医院がパンクしてしまうという実情もあり、なかなか実現できませんでした。ところが、2003年の夏期休暇の初日(すなわち今日8月9日土曜日)私はバリ(インドネシアにある小さい島)が大好きで、今朝からバリヘ旅立つはずでした。ところが台風10号のせいで、飛行機の離陸が8時間遅れということで名古屋空港に缶詰めになり、時間を持て余したので、鞄からコンピュータを取り出して、インプラントよもやまばなしを書くことにしたわけです。当初このインプラントよもやま話を製本して待ち合い室に置いて、患者さんに無料で配るか、コピー代の実費で買ってもらおうかと思っていましたが、ホームページにすれば製作や校正も全部自分1人でできるし、印刷する手間やコストは大変で、印刷屋より経費も安いし、患者さんにお金をいただく必要もないし、医院の宣伝になるかもしれないと思ったのでWeb上に「インプラントよもやま話」を書くことにしました。
このガルーダインドネシア航空という会社は摩訶不思議な会社で、今日も他の会社の飛行機は3時間の遅れで飛んでいるのですが、bali時間というのがあって、時間の単位が3倍くらい違うのです。2年程前にやはり、夏期休暇にバリへ行く日にbaliから飛行機が名古屋空港に到着しておらず、24時間遅れで現地へ到着したこともあるのです。バリでは腹も立たないのですが、日本で飛行機の離陸を待つ身としては、8時間遅れを空港で待機というのは、なんとかしてほしいもんです。(2003年の夏記)
その後ガルーダインドネシア航空は名古屋-デンパサール便を一度廃止しましたが、また今年復活しました。めでたし、めでたし。

インプラント講習会で講演中の吉岡喜久雄です。本日はインプラント埋入コースで実習セミナーです。

インプラント界の貴公子サーシャジョバノビッチとの2ショットですが、私は内外の著名なインプラントロジストから情報を得て、最新最高の手術ができるよう、いつも研修とトレーニングを欠かしません。先週(2009年6月)はニューヨーク大学の卒後研修プログラムでデニスターナー本人から直接、現在のインプラント治療の講義を受けてきました。
インプラントとは?
インプラントは体に埋め込む物の総称として用いられます。医療では股関節インプラントに代表される間接部のインプラントが一般的ですが、このページのインプラントというのは歯科インプラントのことで、歯を失った人が自分の歯の変わりに顎の骨の中に埋め込む、人工の歯(人工歯根)の話のことです。
インプラントの詳細はこちら


左の写真が骨内に埋め込まれるインプラント本体部分で直径4ミリ長さが12ミリ程度がスタンダードな大きさで、ネジのような形状が一般的です。右の写真は骨内に埋め込まれたインプラントに歯を作る為の土台にアバットメントと呼ばれる歯を接合する土台の写真で、インプラントが骨としっかりくっついた後にネジ止めされます。
どこのメーカーのインプラントがよいですか?
結論から先に言うと使用するインプラントの必須条件として、世界中でどこの国でもパーツが入手可能な大手企業の人気のある定番インプラントが良いです。なぜならば、あなたが今後海外で生活する可能性があるからです。事実この前フランス人の先生がインプラント治療途中の患者様を「後は頼む」と紹介されましたが、ノーベルバイオケア社(現在世界No1シェア)のスピィーデーグルービーインプラントだったので、当院にはこのインプラントに適応するアバットメントの在庫が常時あり、即日対応できました。吉岡歯科医院では現在世界No1からNo5までのインプラントを常時在庫保有し、これらインプラントに対応可能なインプラント外科補綴キットとインプラントアバットメントの在庫を持っています。日本の大学病院やインプラント治療の最高峰と言われるニューヨーク大学やチームアトランタでも主たる大メーカーのインプラントを複数ブランド揃えて使用しています。
2009年現在インプラントメーカーは世界中で50社以上有り、その多数のインプラントメーカーが複数のインプラントシステムを販売しています。一つのメーカーでも複数のインプラントシステムを販売しているという事実は、一つのシステムで全てのケースに対応することは不可能であることを意味しています。現実に業界最大大手のノーベルバイオケア社が現在世界に向けて広告宣伝しているインプラントシステムは歴史があることで有名なブローネマルクインプラントではありません。日本では未発売の全く異なる形をしたノーベルアクティブというインプラントが主力商品です。ちなみにこのインプラントシステムは歴史のあるノーベルバイオケアが開発したインプラントではなく、イスラエル製のインプラントのパテントを購入して製品化したインプラントです。私たち開業医は少ないインプラントシステムで全てのケースに対応出来ればインプラント本体もアバットメント(土台)も手術器具を最小限揃えれば良い訳で、経済的にもスペース的にも、在庫管理の手間、もろもろ大変楽な訳です。しかし私の医院(吉岡歯科医院)でも、現実的には、ノーベルバイオケア社で3システム(ブローネマルクインプラント、リプレイスインプラント、ノーベルダイレクトインプラント)を保有しており、その他にストローマン社(ITIインプラント)バイオメット社(3iインプラントで2システム)デンツプライ社(アンキロスインプラント)イノバ社(エンドポアインプラント)ジーシー社(セフィオインプラント、ジェネシオインプラント)バイコン社インプラントを採用して、多くの症例に対して使い分けています。
それぞれのインプラントシステムに一長一短があり、ケースによってベストなインプラントシステムが異なるからです。
自動車レースにおいて、コースや路面、天候、気温、走行時間、車、走行パターンによって各種のタイヤを使い分けるように、選択肢がないと、不利な条件で勝負をすることになり、その結果を患者様に強いることになってしまいます。
ですから、ニューヨーク大学やチームアトランタの様に、患者様の顎堤や骨の条件、即時負荷や骨移植などの多様なケースに対して大手メーカーの複数のインプラントシステムを常時行っている医院が良いと思います。
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インプラント治療を行うには、インプラント手術の内容に応じた環境が必要になります。吉岡歯科医院は無菌化された手術室がありますが、入院設備はありません。当院に宿泊することは可能ですが、24時間ドクターを宿直させるのは無理なので、その場合は提携病院のベッドを借り、そこの病院でインプラント手術を行い入院してもらいます。上の写真は脛骨移植が必要なケースで中部労災病院の手術室で私、吉岡喜久雄が手術しているところです。真ん中の拡大鏡をはめて執刀しているのが私で、左の横顔の男性は吉岡歯科医院の代診の今村先生です。私は中部労災病院の嘱託医で、今村先生は病院診療所連携医なので、こうような方法を取ることができます。
私がインプラント治療を受けるのなら。
現在はインプラント治療が一般的になり、インプラント治療をしたことがある歯科医師はずいぶん増えてきました。しかし、もし100人インプラント手術をしたことのある先生がいるのなら、必ず上位2%の先生にお願います。どの業界でも上位5%は優秀で上位2%はミスを全くしないからです。しかし、現代はブラックジャックのようにたった1人の医師がたった一人の助手の2人だけで手術をするような時代ではありません。複雑な多種多様なケースに的確に対応する為には設備と人材が揃った環境が必要です。私自身20年前はスタンドプレーでブラックジャックを気取ってインプラント手術をしていましたが、現在には通用しません。時代遅れです。
現代水準のインプラント治療を行うにはCTやシンプラントなどのインプラントシュミレーションソフト、無菌化された手術室などの設備や優秀なスタッフ、滅菌システム、インプラント治療の経験年数、インプラント症例数、インプラント埋入本数、経営状態、アフターフォローをする後継者の存在など多くのポイントがクリアしていることが重要です。同じ建物を造るのにも一人の大工で作れる家とゼネコンでなければできない仕事があります。その時はたった1本の簡単なインプラント手術かもしれませんが、年数が経つと他の歯が次々と駄目になり、大掛かりなインプラント治療が必要になることがしばしばあります。インプラント治療を受けるのなら、はじめから、ゼネコンクラスの経験設備の医院でインプラント治療した方がアフターフォローを考えると無駄がなく、結局はお得だと考えています。営繕仕事がメインの歯科医師に鉄筋コンクリートの近代建築を任せるのは無謀です。
私は典型的な名古屋人です。名古屋人はリスクと後ろ指を指されることを嫌います。絶対に失敗をしない、万全を期す、無理無茶はしない、確実安全を選択します。私は特に慎重で臆病者で小心者です。リスクや冒険を嫌います。株もパチンコもしません。面白くない人間なんです。私は仏が20人以上いる旧家の長男で、祖父から「多くの人の為になる、徳のある行動をせよ。それが家と子孫の繁栄につながる」という古めかしい教育を幼少のころから受けてきました。要するに「私と私の家族の幸せは、私がより多くの人に対して、より多くのメリットを供給することによって成り立つ」という儒教的な教育です。保育園時代の幼少期の私は無条件で信じることを要求されましたが、なんか「自分の幸福が欲しいのなら、他人の幸福を全力で考えよ」という発想は、毎日の生活を禁欲的に生きることを要求されているようで、楽しむことは罪なようで、毎日を愉快な気持ちでおくることができず、違和感がありました。しかし毎夕に仏壇の前で先祖を敬い、自分の行動や考えを戒めるという毎日の洗脳儀式を受けてきました。愉快な楽しい幼少期を送ることはできませんでしたが、結果としては、現在、私は大変幸福な毎日を実感できる日々をおくっており、神と仏と先祖と祖父に毎日感謝しています。また全く根拠はありませんが、この家訓はどうもまやかしではなく素晴らしい教えのようだと信じるようになってきました。幼い頃の私は母親の笑顔がなにより大好きでした。母は私が良い行いをしたり、良い成績をとるととても喜んでくれました。母親に褒められる為に小学校時代は一生懸命勉強して、良い行い?をして、児童会長をやりました。その後、地元中学から明和高校に入学しました。もともと小学校低学年から油絵を描き続け、賞という賞を総なめした実績を持ち、ますます芸術に目覚めた私は、将来は美術の教師をやりながら、世間にけっして認められることの無い、偉大な芸術家になることを夢みました。しかし高校の美術の教師という職は採用枠がほとんどない就職困難な職種と知らされ、美術教師をやりながら芸術家になる夢をあきらめました。他に大きな希望はありませんでしたが、手先が非常に器用だったので母親から勧められ、自分自身も向いているかと思い、歯科医師という職業を選択しました。
さて、自分がかかる歯科医院の選択ですが、名古屋人的な発想があります。名古屋人が家を建てるときは業者選定に際し、自社ビルを会社保有の土地に建てているか?にこだわります。また、会社の経営状態を調べます。きちんとした後継者がいるかどうかを調べます。その他、過去の仕事、実績など全てを評価してから依頼するかどうか決定します。
現在、歯科という業種は大変不況な業種です。当院にはインプラントを手術した医院がなくなってしまい、なんとかして欲しいという難民のようなインプラント患者様が沢山来院します。駅前や中心地のテナント料はたいへん高価な上、広告費をかけないと集客できないので、経営的に不安定な歯科医院が多いのが実情です。インプラント治療は洋服やバックを購入するのとは違い、20年後、30年後も管理や修理が必要となる治療です。仕事場から通いやすいなどの安易な理由でインプラント治療を受ける医院を決めるのは妥当な選択とは言えません。20年後、30年後もその歯科医院が存在し続ける基盤が揃っている医院で治療を受けるべきです。私たち歯科医師がインプラント治療のベテランになる為には、20年程度の期間が必要です。つまり、歯科大学を現役で24歳で卒業して、すぐインプラント治療を始めたとして、45歳くらいでようやく「経験豊富なインプラントドクター」となれる訳です。しかし、45歳のドクターがインプラント手術をして30年経つと75歳になっている訳です。50歳を過ぎると、目が悪くなり、長時間の難しい手術はしんどくなります。私は息子(次男)を愛知学院大学歯学部に通わせています。彼は東海高校から推薦で無試験で歯学部に入学しました。現在は4年生です。息子は特待生となりましたので、おそらく卒業して歯科医師になるには十分な学力と勤勉さがあると思います。本人はインプラント治療に興味を持ち、私の後継者であることを自覚して行動しています。ちなみに、吉岡歯科医院のHPは息子の作品です。あなたのインプラントを責任もって管理できる後継者がいる医療機関を選択することが重要です。(ちなみに長男は岐阜大学の医学部の5年生です。彼は私の弟が名古屋大学出身の医師で、彼の影響を受けて医者の道に進みました。)
私は以前、「川村貞行」という歯科医師に出会い、生き方を決めました。彼の生き方考え方、そして歯科医師としての能力に憧れ惚れました。今でも敬愛しています。彼は私に「患者の為に最善を尽くす歯科医療」を説きました。「プロとしてスキルを磨き、人として高潔であれ」「患者を愛し畏敬の念で接しよ」「常に正直で誠実であれ」「努力と忍耐を尊べ」「家族を愛せよ」などなど、川村語録はありますが、傑出した歯科医師としての能力、裏表のない正直で誠実な人柄、奥様と御子息、家族を敬愛していること。全てが私の生きる指針となりました。

上は吉岡歯科医院の手術室です。大学病院や総合病院の手術室を専門に手がける美和医療器機に大学病院と同じ仕様で作らせました。
通常のインプラント治療を行うだけならこれだけの設備は過剰投資ですが、サイナスリフトや頸骨採取を行うのであれば今後は必要とされる設備です。
詳細はこちら。

2009年12月13日に吉岡歯科医院にてAll-on-4セミナーを行いました。現在私はノーベルバイオケア社、バイオメット3i社、デンツプライ社、ジーシー社のメーカー公認インストラクターとして歯科医師にインプラント治療の教育をしています。また、母校朝日大学においては非常勤講師として医局員にインプラント治療の教育に携わっています。
世界のインプラント事情
2009年ボストンAAP(米国歯周病学会)に出展していた世界的なインプラントメーカー

AAP(米国歯周病学会)というのはアメリカで一番歴史のある歯科学会で、私は会員になって10年が経過しました。秋にある年次大会には毎年出席しています。アメリカにはAOというインプラントの学会もあり、私も会員ですが、規模的にも内容的にもAAPが世界一のインプラント学会です。
アメリカではインプラント手術は主に歯周病専門医が行っています。インプラント治療は歯周病治療の延長に位置づけられているからです。インプラント治療が主体の吉岡歯科医院でも、大学の歯周病科に5年在籍したベテラン歯周病医の今村先生と神原先生がいるのも、そういう理由からです。
AAPの企業展示に出展されているインプラントはFDA(米食品医薬品局)が認可しており、安全であり、世界に通用するインプラントであると考えられてます。
ちなみに日本製のインプラントはありませんでしたが、現在ジーシーインプラントが世界デビューに準備中です。以下のリンクされているページの写真は2009年のボストンのAAPの企業展示の様子です。ちなみに、上の写真はホテルの窓から見たボストン全景です。
リンク先の写真はAAPに出品しているインプラントメーカーのブースで、世界規模の市場に出回っているインプラントシステムです。
世界のインプラント事情はこちら
私のインプラントの師匠は鈴木部長です。
私にインプラント治療と外科手術の基礎を教え込んだのは中部労災病院の歯科口腔外科の鈴木部長です。インプラントが公的機関で行われるようになったのは名古屋大学が最初です。名古屋大学のインプラントチームの初代トップとしてインプラントの普及に努めてきました。労災病院に赴任後は国内で腸骨によるサイナスリフトも20年も前から行っており、まさに日本のインプラント界の草分けです。インプラント治療は補綴的な知識や技能とともに外科的なスキルを要求されます。インプラント手術自体は骨に孔をあける外科手術だからです。インプラント治療は全身管理の上に成り立つ治療です。いったん感染が波及すれば入院下の管理が必要なケースも出てくる場合があります。口腔外科では骨折や腫瘍をはじめ口腔内の問題に入院下で対応することが可能です。私は鈴木部長の下で中部労災病院の嘱託医として6年間勉強してきました。多くの全身麻酔下での手術に参加し、多くのことを学びました。現在ではインプラント治療を行う上では口腔外科での研修が欠かせないと考えています。
下記に名古屋市内で入院下で全身管理が可能と思われる口腔外科を紹介します。
■愛知学院大学歯学部附属病院 口腔外科
愛知県 名古屋市 千種区末盛通り2-11
■社会福祉法人恩賜財団済生会 愛知県済生会病院 口腔外科
愛知県 名古屋市 西区栄生1-1-18
■地方職員共済組合愛知県支部 愛知三の丸病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 中区三の丸3-2-1
■NTT西日本東海病院 歯科
愛知県 名古屋市 中区松原2-17-5
■中部労災病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 港区港明1-10-6
■国立病院機構 名古屋医療センター 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 中区三の丸4-1-1
■名古屋掖済会病院
愛知県 名古屋市 中川区松年町4−66
■名古屋市立城北病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 北区金田町2-15
■名古屋市立大学病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 瑞穂区瑞穂町字川澄1
■名古屋第一赤十字病院 口腔外科
愛知県 名古屋市 中村区道下町3-35
■名古屋大学医学部附属病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 昭和区鶴舞町65
■名古屋第二赤十字病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 昭和区妙見町2-9
■国家公務員共済組合連合会 名城病院 歯科口腔外科
愛知県 名古屋市 中区三の丸1-3-1
現在吉岡歯科医院ではインプラント手術したその日に固定式の義歯ができるAll-on-4(オールオンフォー)インプラントを多数おこなっています。従来のインプラント治療は手術をしてから固定性の義歯ができるまで下顎で3ヶ月程度、上顎で6ヶ月程度待つ必要がありました。骨の量が少ない場合には、サイナスリフト、GBR、骨移植が必要となり、さらに半年以上の時間を待つことになりました。固定式の義歯が装着できるまで3年近くかかることも稀ではありませんでした。All-on-4(オールオンフォー)という治療法はパウロマロが考案した治療法で、インプラントを傾斜埋入することと、上顎に骨が極めて乏しい場合にはザイゴマインプラントという特殊なインプラントの使用により、手術をした日に固定式の義歯が完成する治療法です。義歯は通常手術をした半年後に新しい義歯とこうかんされます。
ザイゴマインプラントは長さが30ミリから50ミリ程度の長いインプラントです。インプラントの先端部が頬骨に埋まっています。



当初はブローネマルクが上顎洞の内部を貫通させる術式でしたが、現在では上顎洞の外側を通すやり方が一般的になりつつあります。
2010年1月3日
このトップページにブログを書いていたら、あまりにページが重くなりましたので過去の内容は移動しました。

2月1日
今日の名古屋は朝から曇りで、かなり寒い日です。先週は金曜日の夜中に長男が岐阜から帰ってきました。ということで(私は、すごく寂しがりやな人間で人が寄ってくると、それだけで舞い上がってしまい、うれしくなり、お酒を飲まずにはいられなくなるのです。)土曜日の晩はすき焼きでした。今の若い世代の人には分からないかもしれませんが、私の中では「おめでたい」「家族が集まる」の要素が揃うと「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」「ステーキ」「カニ」という図式があります。「おめでたい」のファクターですが、私にとっては「大きな問題が無い」「奥さんの機嫌がいい」「息子と食事が出来る」この三点が揃えば十分おめでたいのです。おめでたい時には、だれがなんといっても「お酒」です。このコーナーでよくお酒の話が出てくるので、吉岡喜久雄はアル中ではないか?という疑惑が浮上しますが、お酒を飲むのは一日一回だけで、ワイン1本くらいです。昔は無制限にお酒を飲むことが可能でしたが、今は一人でワインを2本飲むと次の日は二日酔いで一日寝込むことになります。二日酔いで寝込んだことは、ここ10年はありませんので、お酒は好きだが、むちゃくちゃは飲まない、というか飲めない体になりました。よってアル中ではありません。しかし、この日は、飲んだワインがブルゴーニュで少々アルコール濃度が低い?ので、ワインを1本飲んだ段階でも物足りませんでした。この日は家内の機嫌もすこぶる良く、家内がワインを飲むピッチが早かったので、私が飲む筈のワインが家内のグラスに注がれたせいかもしれません。本来なら減量中なので理性でアルコールの追加投与は中止するベキでしたが、少々酔っぱらっていたので高位の中枢が抑制され、延髄が「アルコールをもう少し摂取したい」と呟いたので、追加投与を決断しました。血圧を上げる場合には輸液の増量か、エフェドリンかフェニレフリンか迷いますが、この夜も悩みました。選択肢としては「ワインをもう一本あける」「ビールを追加する」「アルマニャックかコニャックとチースを追加する」「スコッチ」「コアントローかアマレット」「グラスホッパー」です。少々説明を追加しますと「ワインをもう一本あける」はα作用として働き「スコッチ」はβ作用として働きます。すみません嘘です。「ワインをもう一本あける」というのは極めて妥当な案です。ワインというのはガラスの瓶に入っていて飲んだ量が可視化しやすいのです。おまけにアルコール濃度も14度くらいで、食事をしながら飲むのには最適です。アルコール濃度の低いビールだと酔いたくて沢山飲むとお腹がふくれてしまい、折角兵庫から我が家へ嫁いできた牛さんを賞味出来なくなる恐れがあります。酒の選択の仕方という項は話し出すと面倒なので今日は詳細を省き結論だけいうと「スコッチ」という選択になりました。実は延髄の指令で「今日はかなりの量のアルコールを欲している」とのことでした。ワインだと飲んだ量が周りの人、特に息子から一目瞭然で、せっかく来てくれた息子から「呑み過ぎ」という冷たい視線を感じることになり気分が阻害されます。「スコッチ」というのは作り方にカムフラージュの方法があります。私はいつもスコッチを濃いめの水割りで呑んでいるのですが、この日は上官の延髄からの指令で「限りなくロックに近い水割り」を作成しました。つまり、水の入っていない水割りです。ここで、サントリーなどの水割りを前提にブレンドされたウイスキーでは口に入れた瞬間に咽せて呑めませんが、この日のウイスキーはマッカランの18年でした。以前に客人が来た時に開けて、まだ半分以上残っていましたが、存在を忘れていました。家内にウイスキーグラスを用意してと頼んだところ、めでたいということでチェコの大きな大きなタンブラーが出てきました。このタンブラー2個にマッカランをなみなみと注ぐと、なんとマッカランは空になっていました。一瞬まずいかな?と思いましたが、おもむろに水抜きの水割りのグラスに氷を入れをステアしました。チェコのグラスはカットが素晴らしくキラキラ輝くので高濃度のウイスキーが入っているようには見えません。私と家内と二人で呑みました。ちなみに息子は酒は飲みません。家内はワインで既に酔いが少し回っていて、現在呑んでいる特殊な水割りが、さっきまで呑んでいたワインの3倍のアルコール濃度があることに気がついていません。私は一口飲むと「さすがマッカラン18年」と誰にも聞こえないように小さな声で呟きました。マッカラン18年はバランスのとれたおいしいお酒です。断じて水割りで呑むべきではありません。もったいない話です。ちなみに昨日の朝目覚めた時、家内は昨晩はどうやって眠ったか記憶が無いと訝っていました。私は昨日の計量はなんとか92キロ代を死守しましたが、今朝は93.1キロでした。
2月2日
今日は全国的には雪のようですが、名古屋は曇りです。ちなみに今朝は93.1キロでした。ダイエットは停滞期のようです。
2月3日
今日の名古屋は晴れですが、非常に寒い節分です。ちなみに今朝は92.4キロでした。
2月4日
今日の名古屋は晴れでしたが、非常に寒い一日でした。今日は朝は麻酔科研修で愛知県がんセンターに出かけました。朝7時過ぎに車に乗り込むと窓ガラスが凍っていて、少々雪が積もっていたのでワイパーをかけました。雪は退けましたが、窓ガラスに凍り付いた氷が残ったので、ウインドウォッシャーで水をかけると、なんと全面が凍ってしまい、ますます視界が悪くなりました。デフロスターを最強にしながら部分的に溶けた氷の隙間から前方を見ながら走っていると、なんとか高速に入る前にはフロントウインドウの氷が溶けてほっとしました。午後は歯科医師会館で医療安全の講習会があり、帰りに三河生まれの自称イタリアナポリ人の杉浦先生を自宅まで送り届けて帰ってきました。尚、報告したくない今朝の体重は93.1キロでした。
2月5日
最近減量をがんばろうとしている(頑張っているとは言いがたい)のですが、なかなか難しいです。結果から見てみると現在の状況は必ずしも悪くはないのですが、飽きてきました。ダイエットには運動療法も重要でジムへでも通うかと考えましたが、条件を考えると難しいものがあります。自宅の目の前にスポーツジムがあり以前は会員でしたが、何時行っても非常に混んでいて、結果的に行かなくなってしまいました。何時も空いているジムはホテルの中にしかないのでしょうか?ちなみに今朝は93.2キロでした。
2月6日
昨日は友人の料理屋がリニューアルオープンしたので行ってきました。高畑にある山善という名前の店でカウンターが8席と4人用のテーブルが1つの小さな店ですが、とても美味しいお店です。ということで今朝の体重は93.3キロでした。
2月7日
今朝の体重はなんと、93.6キロでした。ここ最近は減量記録どころか増量記録になっています。昨晩の食事は水炊きと刺身で例によってワインを一本空け、ビールも呑んだので、これで減量できる訳はありません。今日は日曜日ですが、愛知学院大学でインプラントの講演会があるので行ってきます。
2月8日
今朝の体重はなんと、93.2キロでした。
2月9日
今日の名古屋は晴れで、わりと暖かいです。今朝の体重は92.8キロでした。