













インプラントよもやま話(名古屋の歯医者のたわごと)
私は名古屋で開業しているインプラント治療と審美歯科治療をメインに頑張っている歯科医師です。生まれ育った愛知県名古屋市で開業して20年が経ち、インプラント歴も20年となりました。当院で20年前に行ったインプラント治療は経過を追うことができる患者様の99%は現役で機能していますので、インプラント治療はブリッジや入れ歯と比較して明らかに安定度が高い治療であると実感しています。当院は現在では6000人以上の患者様を治療し、インプラントの埋入本数は年間1000本を超えるまでになりました。名古屋市内でドクター1人あたりのインプラント埋入本数はたぶん、かなり上位に入ると思います。というのは、私が使用しているノーベルバイオケアインプランント、3iインプラント、アンキロスインプラントの3大インプラントメーカーの担当セールスマンが全員そう言うからです。ちなみに私は前述した3大インプラントメーカーのインプラントは全て年間300本〜400本づつ使用しているインプラントメーカから見るとヘビーユーザーです。私は吉岡歯科医院でインプラント埋入手術を担当しているだけでなく、母校の朝日大学歯周病科において非常勤講師として歯周病科の医局員にインプラント治療の教育をしています。また、インプラントメーカーとしては世界最大大手メーカーであるノーベルバイオケア社、3iインプラント、デンツプライ社のアンキロスインプラント、国内インプラントメーカーは大手のジーシーインプラント、インプラントシュミレーションソフトとしては世界最大大手の「シンプラント」のメーカー認定講師として、日本の歯科メーカーとしては御三家(モリタ、ヨシダ、オサダ)の内のCT販売シェアNo1のヨシダのCTのセミナー認定講師として、歯科医師に対するインプラント治療の講演教育活動をしています。
ここでは、インプラント治療について私が思うことを、いろいろ書いてみようと思います。
最初に私が院長の吉岡歯科医院の紹介ですが、吉岡歯科医院は平成元年に開業し、現在では常勤歯科医師5名、常勤歯科衛生士5名、歯科助手1名の大所帯です。現在では無菌化された総合病院レベルのインプラント専用手術室を保有し、ヨシダの最新式の低被爆CTを導入しています。手術室は無菌化されているだけでなく、麻酔の余剰ガス排出回路が備わる全身麻酔が可能な手術室です。簡単なインプラント手術だけでなく、全身麻酔下における脛骨からの骨採取など大掛かりな骨移植にも対応可能な、大学病院レベルのインプラント治療が可能なインプラントセンターとして稼働中です。
ちなみに現在は安全で確実なインプラント治療の普及啓蒙の為、インプラント治療希望者に対してCT撮影とシンプラントによる分析を無料で行っています。インプラント治療に必要な検査にかかる料金として、通常はCT撮影で2~3万円、シンプラント分析で3〜5万円程度の費用がかかるのが一般的ですが、正確なインプラント治療プランを提示する為にはどうしても必要な検査項目で、患者様の負担を最低限にする為、無料でおこなっています。また、医院設備としては精度の高い治療を行う為、ライカの手術用顕微鏡を保有しています。インプラント手術をする手術室ですが、当院には無菌手術室以外に2カ所の外科ブースがあり、同時に3カ所でインプラント手術が可能な設備が整っています。一般歯科治療ユニットは8台ありますが、すべてのチェアがドイツKaVo社の治療ユニットです。審美部門に対しては、私の自宅の1階に専属の技工所があり、アメリカで修行した技工士など計5名の歯科技工士が在籍しています。院内ではセラミックによる即日修復が可能なセレックシステムも7年前から導入しています。高度なインプラント治療や最新の審美治療を行うために必要なハードとソフトはすべて完備した歯科医院です。医院へのアクセスは名古屋駅から4キロの立地でタクシー代は\1780円(2009年6月現在)です。あおなみ線荒子駅からは徒歩12分です。お車での来院には吉岡歯科専用駐車場が18台分あります。中部国際空港セントレアからは1時間です。

インプラント手術した当日、その日から咬めるインプラント All-on-4
インプラントの技術は進歩し、インプラント手術をした当日から、動かない歯を手に入れることが可能となりました。一日で咬めるインプラントAll-on-4の詳細は下の方にあります。また、特設サイト 即日インプラント.com を御覧下さい。
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左上は 治療前の状態で右上がインプラント治療後の写真です。上顎はインプラントにより一日で動かない歯になりました。

左上は 治療前の状態で右上がインプラント治療後の写真です。上顎も下顎もインプラントで一日で動かない歯になりました
歯が1本無くなってもインプラント、全ての歯がなくなってもインプラント
1本の歯が無くなった場合、従来は無くなった歯の両隣の歯を削ってブリッジで修復していました。しかし、一度削ってしまった歯が長期に安定することは難しく、せっかく作ったブリッジも10年程度で駄目になることも珍しくありません。壊れたブリッジの土台となっていた歯牙は虫歯や歯根破折で再治療が不可能で、抜歯になってしまうことも、しばしばあります。インプラント治療は健康な歯牙を削ること無く、機能や見た目を回復出来ます。歯が1本無くなっても、全ての歯がなくなってもインプラントでの治療が可能です。

左上は1本の歯が無くなってインプラント治療を希望して吉岡歯科医院を訪ねてきた患者様の初診時の状態です。右上はインプラント治療が終了して10年経過した状態の写真です。

左上は 治療前の状態で右上がインプラント治療後の写真です。上顎はインプラントにより動かない歯になりました。
インプラント手術したその日の内に一日で咬める歯が出来る情報サイト 即日インプラント.com http://www.sokujitu-implant.com
医師、歯科医師向け名古屋発のインプラント情報サイト インプラント業務用情報発信基地 http://www1.odn.ne.jp/implant
審美歯科治療、セラミックによる修復のきれいになりたい専門サイト セラミックで白い歯 http://www.ceramic-implant.jp


上は当院の外観と吉岡歯科医院手術室でのインプラント手術風景です。手術室内は陽圧化された無菌手術室(クリーンルーム)で、清潔安全であるだけでなく、麻酔ガス排出装置が装備された全身麻酔に対応した手術室です。内部は最新鋭の設備が揃っており、ピエゾサージェリーが2機、インプランターが4機常時セッティングしてあります。52インチの液晶モニタが2機設置され、右のモニターには手術の映像が映し出され、左のモニターには2階のCTをリモートコントロールする画面になります。術中でも瞬時にCT撮影を行い分析することができます。インプラント手術をする上でこれ以上はない環境を整えました。

インプラント治療は通常の歯科治療とは異なり、外科手術です。また、歯科治療の中にも、抜歯や歯周治療などの外科処置を伴います。近年患者様の高齢化が進み、通常の歯科治療でも全身状態をモニタリングしながら治療を行うことの重要性が叫ばれています。上の写真は吉岡歯科医院にある生体情報モニタを集めた写真です。これらの機器は脈拍、血圧、酸素飽和度、心電図が計測可能で、何台かはその情報を無線でテレメータに送信し、離れた場所でもモニタリングできるようになっています。吉岡歯科医院では全ての診療用チェアにこれらのモニタを配備し、患者様の安全に備えています。
書きはじめたきっかけ(2003年の夏記)
当院ではインプラント治療を行うようになって20年になり、多くの人に沢山のインプラント治療をしてきました。当院にインプラント治療を希望してみえる患者さんは、自分のできる範囲内で資料を収集し、知識を得ていますが、勘違いや思い違いをしている人も多く、インプラント治療に対する誤解を解く為や、私のインプラント治療に対するスタンスを患者さんへ伝える為も含め、患者さん向けの細かいインプラント資料を作らなければ、とずっと思っていました。ところが現実的に行動に移すことはたいへんで、そんな余力があるのならインプラントの予約患者さんの手術日程をもっと早く繰り上げないと、医院がパンクしてしまうという実情もあり、なかなか実現できませんでした。ところが、2003年の夏期休暇の初日(すなわち今日8月9日土曜日)私はバリ(インドネシアにある小さい島)が大好きで、今朝からバリヘ旅立つはずでした。ところが台風10号のせいで、飛行機の離陸が8時間遅れということで名古屋空港に缶詰めになり、時間を持て余したので、鞄からコンピュータを取り出して、インプラントよもやまばなしを書くことにしたわけです。当初このインプラントよもやま話を製本して待ち合い室に置いて、患者さんに無料で配るか、コピー代の実費で買ってもらおうかと思っていましたが、ホームページにすれば製作や校正も全部自分1人でできるし、印刷する手間やコストは大変で、印刷屋より経費も安いし、患者さんにお金をいただく必要もないし、医院の宣伝になるかもしれないと思ったのでWeb上に「インプラントよもやま話」を書くことにしました。
このガルーダインドネシア航空という会社は摩訶不思議な会社で、今日も他の会社の飛行機は3時間の遅れで飛んでいるのですが、bali時間というのがあって、時間の単位が3倍くらい違うのです。2年程前にやはり、夏期休暇にバリへ行く日にbaliから飛行機が名古屋空港に到着しておらず、24時間遅れで現地へ到着したこともあるのです。バリでは腹も立たないのですが、日本で飛行機の離陸を待つ身としては、8時間遅れを空港で待機というのは、なんとかしてほしいもんです。(2003年の夏記)
その後ガルーダインドネシア航空は名古屋-デンパサール便を一度廃止しましたが、また今年復活しました。めでたし、めでたし。

インプラント講習会で講演中の吉岡喜久雄です。本日はインプラント埋入コースで実習セミナーです。

インプラント界の貴公子サーシャジョバノビッチとの2ショットですが、私は内外の著名なインプラントロジストから情報を得て、最新最高の手術ができるよう、いつも研修とトレーニングを欠かしません。先週(2009年6月)はニューヨーク大学の卒後研修プログラムでデニスターナー本人から直接、現在のインプラント治療の講義を受けてきました。
インプラントとは?
インプラントは体に埋め込む物の総称として用いられます。医療では股関節インプラントに代表される間接部のインプラントが一般的ですが、このページのインプラントというのは歯科インプラントのことで、歯を失った人が自分の歯の変わりに顎の骨の中に埋め込む、人工の歯(人工歯根)の話のことです。
インプラントの詳細はこちら


左の写真が骨内に埋め込まれるインプラント本体部分で直径4ミリ長さが12ミリ程度がスタンダードな大きさで、ネジのような形状が一般的です。右の写真は骨内に埋め込まれたインプラントに歯を作る為の土台にアバットメントと呼ばれる歯を接合する土台の写真で、インプラントが骨としっかりくっついた後にネジ止めされます。
どこのメーカーのインプラントがよいですか?
結論から先に言うと使用するインプラントの必須条件として、世界中でどこの国でもパーツが入手可能な大手企業の人気のある定番インプラントが良いです。なぜならば、あなたが今後海外で生活する可能性があるからです。事実この前フランス人の先生がインプラント治療途中の患者様を「後は頼む」と紹介されましたが、ノーベルバイオケア社(現在世界No1シェア)のスピィーデーグルービーインプラントだったので、当院にはこのインプラントに適応するアバットメントの在庫が常時あり、即日対応できました。吉岡歯科医院では現在世界No1からNo5までのインプラントを常時在庫保有し、これらインプラントに対応可能なインプラント外科補綴キットとインプラントアバットメントの在庫を持っています。日本の大学病院やインプラント治療の最高峰と言われるニューヨーク大学やチームアトランタでも主たる大メーカーのインプラントを複数ブランド揃えて使用しています。
2009年現在インプラントメーカーは世界中で50社以上有り、その多数のインプラントメーカーが複数のインプラントシステムを販売しています。一つのメーカーでも複数のインプラントシステムを販売しているという事実は、一つのシステムで全てのケースに対応することは不可能であることを意味しています。現実に業界最大大手のノーベルバイオケア社が現在世界に向けて広告宣伝しているインプラントシステムは歴史があることで有名なブローネマルクインプラントではありません。日本では未発売の全く異なる形をしたノーベルアクティブというインプラントが主力商品です。ちなみにこのインプラントシステムは歴史のあるノーベルバイオケアが開発したインプラントではなく、イスラエル製のインプラントのパテントを購入して製品化したインプラントです。私たち開業医は少ないインプラントシステムで全てのケースに対応出来ればインプラント本体もアバットメント(土台)も手術器具を最小限揃えれば良い訳で、経済的にもスペース的にも、在庫管理の手間、もろもろ大変楽な訳です。しかし私の医院(吉岡歯科医院)でも、現実的には、ノーベルバイオケア社で3システム(ブローネマルクインプラント、リプレイスインプラント、ノーベルダイレクトインプラント)を保有しており、その他にストローマン社(ITIインプラント)バイオメット社(3iインプラントで2システム)デンツプライ社(アンキロスインプラント)イノバ社(エンドポアインプラント)ジーシー社(セフィオインプラント、ジェネシオインプラント)バイコン社インプラントを採用して、多くの症例に対して使い分けています。
それぞれのインプラントシステムに一長一短があり、ケースによってベストなインプラントシステムが異なるからです。
自動車レースにおいて、コースや路面、天候、気温、走行時間、車、走行パターンによって各種のタイヤを使い分けるように、選択肢がないと、不利な条件で勝負をすることになり、その結果を患者様に強いることになってしまいます。
ですから、ニューヨーク大学やチームアトランタの様に、患者様の顎堤や骨の条件、即時負荷や骨移植などの多様なケースに対して大手メーカーの複数のインプラントシステムを常時行っている医院が良いと思います。
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インプラント治療を行うには、インプラント手術の内容に応じた環境が必要になります。吉岡歯科医院は無菌化された手術室がありますが、入院設備はありません。当院に宿泊することは可能ですが、24時間ドクターを宿直させるのは無理なので、その場合は提携病院のベッドを借り、そこの病院でインプラント手術を行い入院してもらいます。上の写真は脛骨移植が必要なケースで中部労災病院の手術室で私、吉岡喜久雄が手術しているところです。真ん中の拡大鏡をはめて執刀しているのが私で、左の横顔の男性は吉岡歯科医院の代診の今村先生です。私は中部労災病院の嘱託医で、今村先生は病院診療所連携医なので、こうような方法を取ることができます。
私がインプラント治療を受けるのなら。
現在はインプラント治療が一般的になり、インプラント治療をしたことがある歯科医師はずいぶん増えてきました。しかし、もし100人インプラント手術をしたことのある先生がいるのなら、必ず上位2%の先生にお願います。どの業界でも上位5%は優秀で上位2%はミスを全くしないからです。しかし、現代はブラックジャックのようにたった1人の医師がたった一人の助手の2人だけで手術をするような時代ではありません。複雑な多種多様なケースに的確に対応する為には設備と人材が揃った環境が必要です。私自身20年前はスタンドプレーでブラックジャックを気取ってインプラント手術をしていましたが、現在には通用しません。時代遅れです。
現代水準のインプラント治療を行うにはCTやシンプラントなどのインプラントシュミレーションソフト、無菌化された手術室などの設備や優秀なスタッフ、滅菌システム、インプラント治療の経験年数、インプラント症例数、インプラント埋入本数、経営状態、アフターフォローをする後継者の存在など多くのポイントがクリアしていることが重要です。同じ建物を造るのにも一人の大工で作れる家とゼネコンでなければできない仕事があります。その時はたった1本の簡単なインプラント手術かもしれませんが、年数が経つと他の歯が次々と駄目になり、大掛かりなインプラント治療が必要になることがしばしばあります。インプラント治療を受けるのなら、はじめから、ゼネコンクラスの経験設備の医院でインプラント治療した方がアフターフォローを考えると無駄がなく、結局はお得だと考えています。営繕仕事がメインの歯科医師に鉄筋コンクリートの近代建築を任せるのは無謀です。
私は典型的な名古屋人です。名古屋人はリスクと後ろ指を指されることを嫌います。絶対に失敗をしない、万全を期す、無理無茶はしない、確実安全を選択します。私は特に慎重で臆病者で小心者です。リスクや冒険を嫌います。株もパチンコもしません。面白くない人間なんです。私は仏が20人以上いる旧家の長男で、祖父から「多くの人の為になる、徳のある行動をせよ。それが家と子孫の繁栄につながる」という古めかしい教育を幼少のころから受けてきました。要するに「私と私の家族の幸せは、私がより多くの人に対して、より多くのメリットを供給することによって成り立つ」という儒教的な教育です。保育園時代の幼少期の私は無条件で信じることを要求されましたが、なんか「自分の幸福が欲しいのなら、他人の幸福を全力で考えよ」という発想は、毎日の生活を禁欲的に生きることを要求されているようで、楽しむことは罪なようで、毎日を愉快な気持ちでおくることができず、違和感がありました。しかし毎夕に仏壇の前で先祖を敬い、自分の行動や考えを戒めるという毎日の洗脳儀式を受けてきました。愉快な楽しい幼少期を送ることはできませんでしたが、結果としては、現在、私は大変幸福な毎日を実感できる日々をおくっており、神と仏と先祖と祖父に毎日感謝しています。また全く根拠はありませんが、この家訓はどうもまやかしではなく素晴らしい教えのようだと信じるようになってきました。幼い頃の私は母親の笑顔がなにより大好きでした。母は私が良い行いをしたり、良い成績をとるととても喜んでくれました。母親に褒められる為に小学校時代は一生懸命勉強して、良い行い?をして、児童会長をやりました。その後、地元中学から明和高校に入学しました。もともと小学校低学年から油絵を描き続け、賞という賞を総なめした実績を持ち、ますます芸術に目覚めた私は、将来は美術の教師をやりながら、世間にけっして認められることの無い、偉大な芸術家になることを夢みました。しかし高校の美術の教師という職は採用枠がほとんどない就職困難な職種と知らされ、美術教師をやりながら芸術家になる夢をあきらめました。他に大きな希望はありませんでしたが、手先が非常に器用だったので母親から勧められ、自分自身も向いているかと思い、歯科医師という職業を選択しました。
歯科医師になって自分の医院を持つに際して、自分が気に入る医院を作ることにしました。さて、自分がかかる歯科医院の選択ですが、私には名古屋人的な発想があります。名古屋人が家を建てるときは業者選定に際し、自社ビルを会社保有の土地に建てているか?にこだわります。また、会社の経営状態を調べます。きちんとした後継者がいるかどうかを調べます。その他、過去の仕事、実績など全てを評価してから依頼するかどうか決定します。
現在、歯科という業種は大変不況な業種です。当院にはインプラントを手術した医院がなくなってしまい、なんとかして欲しいという難民のようなインプラント患者様が沢山来院します。駅前や中心地のテナント料はたいへん高価な上、広告費をかけないと集客できないので、経営的に不安定な歯科医院が多いのが実情です。インプラント治療は洋服やバックを購入するのとは違い、20年後、30年後も管理や修理が必要となる治療です。仕事場から通いやすいなどの安易な理由でインプラント治療を受ける医院を決めるのは妥当な選択とは言えません。20年後、30年後もその歯科医院が存在し続ける基盤が揃っている医院で治療を受けるべきです。私たち歯科医師がインプラント治療のベテランになる為には、20年程度の期間が必要です。つまり、歯科大学を現役で24歳で卒業して、すぐインプラント治療を始めたとして、45歳くらいでようやく「経験豊富なインプラントドクター」となれる訳です。しかし、45歳のドクターがインプラント手術をして30年経つと75歳になっている訳です。50歳を過ぎると、目が悪くなり、長時間の難しい手術はしんどくなります。私は息子(次男)を愛知学院大学歯学部に通わせています。彼は東海高校から推薦で無試験で歯学部に入学しました。現在は4年生です。息子は特待生となりましたので、おそらく卒業して歯科医師になるには十分な学力と勤勉さがあると思います。本人はインプラント治療に興味を持ち、私の後継者であることを自覚して行動しています。ちなみに、吉岡歯科医院のHPは息子の作品です。あなたのインプラントを責任もって管理できる後継者がいる医療機関を選択することが重要です。(ちなみに長男は岐阜大学の医学部の5年生です。彼は私の弟が名古屋大学出身の医師で、彼の影響を受けて医者の道に進みました。)
私は以前、「川村貞行」という歯科医師に出会い、生き方を決めました。彼の生き方考え方、そして歯科医師としての能力に憧れ惚れました。今でも敬愛しています。彼は私に「患者の為に最善を尽くす歯科医療」を説きました。「プロとしてスキルを磨き、人として高潔であれ」「患者を愛し畏敬の念で接しよ」「常に正直で誠実であれ」「努力と忍耐を尊べ」「家族を愛せよ」などなど、川村語録はありますが、傑出した歯科医師としての能力、裏表のない正直で誠実な人柄、奥様と御子息、家族を敬愛していること。全てが私の生きる指針となりました。

上は吉岡歯科医院の手術室です。大学病院や総合病院の手術室を専門に手がける美和医療器機に大学病院と同じ仕様で作らせました。
通常のインプラント治療を行うだけならこれだけの設備は過剰投資という考え方もあるかもしれませんが、サイナスリフトや頸骨採取を行うのであれば今後は必要とされる設備です。
詳細はこちら。
世界のインプラント事情
2009年ボストンAAP(米国歯周病学会)に出展していた世界的なインプラントメーカー

AAP(米国歯周病学会)というのはアメリカで一番歴史のある歯科学会で、私は会員になって10年が経過しました。秋にある年次大会には毎年出席しています。アメリカにはAOというインプラントの学会もあり、私も会員ですが、規模的にも内容的にもAAPが世界一のインプラント学会です。
アメリカではインプラント手術は主に歯周病専門医が行っています。インプラント治療は歯周病治療の延長に位置づけられているからです。インプラント治療が主体の吉岡歯科医院でも、大学の歯周病科に5年在籍したベテラン歯周病医の今村先生と神原先生がいるのも、そういう理由からです。
AAPの企業展示に出展されているインプラントはFDA(米食品医薬品局)が認可しており、安全であり、世界に通用するインプラントであると考えられてます。
ちなみに日本製のインプラントはありませんでしたが、現在ジーシーインプラントが世界デビューに準備中です。以下のリンクされているページの写真は2009年のボストンのAAPの企業展示の様子です。ちなみに、上の写真はホテルの窓から見たボストン全景です。
リンク先の写真はAAPに出品しているインプラントメーカーのブースで、世界規模の市場に出回っているインプラントシステムです。
世界のインプラント事情はこちら
インプラント手術したその日に歯ができるAll-on-4(オールオンフォー)
現在吉岡歯科医院ではインプラント手術したその日に固定式の義歯ができるAll-on-4(オールオンフォー)インプラントを多数おこなっています。従来のインプラント治療は手術をしてから固定性の義歯ができるまで下顎で3ヶ月程度、上顎で6ヶ月程度待つ必要がありました。骨の量が少ない場合には、サイナスリフト、GBR、骨移植が必要となり、さらに半年以上の時間を待つことになりました。固定式の義歯が装着できるまで3年近くかかることも稀ではありませんでした。All-on-4(オールオンフォー)という治療法はパウロマロが考案した治療法で、インプラントを傾斜埋入することと、上顎に骨が極めて乏しい場合にはザイゴマインプラントという特殊なインプラントの使用により、手術をした日に固定式の義歯が完成する治療法です。義歯は通常手術をした半年後に新しい義歯とこうかんされます。
ザイゴマインプラントは長さが30ミリから50ミリ程度の長いインプラントです。インプラントの先端部が頬骨に埋まっています。




当初はブローネマルクが上顎洞の内部を貫通させる術式でしたが、現在では上顎洞の外側を通すやり方が一般的になりつつあります。
2010年1月3日
このトップページにブログを書いていたら、あまりにページが重くなりましたので過去の内容は移動しました。

2010年8月21日
今朝は東京のホテルでこれを書いています。最近夜は早く寝てしまうのでHPを更新しているのは基本的には朝です。昨日減量を意識しないといけないと書いたばかりで、昼には中華料理をしこたま食べ、夜は夜でフランス料理をしこたま食べ、お酒の方もしこたま飲み眠りこけるというメタボ促進計画が進行中です。お盆休みをゆっくりとりましたが、来週からはインプラント手術の予約がビッチリ詰まっていますので心も体も引き締めなおさないといけません。
2010年8月22日
昨日はノーベルバイオケア社のシンポジウムがあり、朝から高輪プリンスホテルに集結です。シンポジウムが終わったあとは、旧知のインプラント仲間とパーティーです。皆お元気そうで楽しかったです。八戸の夏堀先生は髪型が変わってオッサン化していました。札幌の館山先生は相変わらず減量状態をキープしており凄いです。私一人増量していました。反省。
2010年8月23日
私は実は太っています。昔は体重が60キロを切っていた時期もありましたが、現在はかろじて100キロを切っている状態です。現在糖尿にはなっていませんが、時間的問題です。食事制限と運動が必要ですが、運動神経は鈍く、運動は嫌いです。かと言って、食べることと寝ることしか喜びがありません。インプラント手術自体は大きな喜びでもあり、非常に体力を消耗しますが、減量に対する効果はあまり無いようです。食べることが好きでというか、流行っていなくて美味しい店を宣伝しようとして食べログを初めてしまいました。http://u.tabelog.com/kikuo/ もともと1件の店の紹介だったのですが、読者の反応があり、真面目な私は反応に答えようとして、取材に出かけまた食べ過ぎてしまうという悪循環に嵌まっています。
2010年8月24日
昨日も結果的に食べ過ぎてしまい、朝から胃がもたれています。反省。
2010年8月25日
朝は食べ過ぎ呑み過ぎで胃がもたれているので、食べ過ぎ呑み過ぎは止めようと決断するのですが、昼頃になるとお腹がすいて来て軽めの昼食を食べます。それが夕食になってシャンパンでも呑み始めるとテンションが上がって来て朝起床時には自制しようと決断したのに、すっかり忘れてお腹いっぱい御飯を食べてしまいます。ちなみに昨晩の夕食はトンカツと海老フライでした。
2010年8月26日
昨日は医院の食事会をしました。新しいスタッフもインプラント手術の器具だしや介助に慣れてきて頼もしいです。

2010年8月27日
昨日は休日でしたが、何だかんだで仕事に追われました。毎日はインプラント手術があるので、当日の患者様の骨の状態を術前に暗記することが仕事で休日は写真を整理したり、翌日から翌々日、よくよく翌日までのインプラント手術のプランの再確認をして過ごします。休日は疲れた〜と思うと夕方5時を回っており、閉店ガラガラ状態です。夕食を食べ眠くなって一旦眠って、夜中の1時くらいに目を醒し、HPを更新してから再度眠りにつくという、へんてこな日常を送っています。朝は6時過ぎから目を醒しだし、7時前に風呂に入り、8時過ぎには医院に着き、昨日の写真とレントゲンの整理と今日のインプラント手術の詳細を最終確認をしているというのが普段の生活です。
2010年8月28日
今年は例年より暑く少々へばり気味です。もうすぐ8月も終わりです。今年の6月にはインプラントメーカーの新製品が薬事承認がおりて全メーカー新しいインプラントの販売を考えていたようですが、現時点でまだ何処のメーカーも薬事承認が下りていません。海外では何年も前から使用されている製品が日本だけで使用できないのは患者利益の立場を考えると行政の怠慢かシステムに問題があると言わざるを得ません。5年間、海外で問題や副作用の報告が無い製品は、実績を評価し、薬事承認の手続きを緩和するべきです。このままでは日本は完全に医療後進国になってしまいます。
2010年8月29日
来週の日曜日は東京の六本木ヒルズの中で開催されるヨシダのCTユーザーミーティングがあります。講演原稿を考えているのですがどうもすっきりしません。小宮山先生が座長というのもプレッシャーですし、他の先生方も有名人だったり、その御子息だったりして年齢的にも微妙な立場です。インプラント治療と3Dプリンタという話なんですが、皆様に興味を持っていただけるかどうか不安です。
2010年8月30日
今朝の名古屋の風は秋っぽい風でした。天気予報によると、日中は35度を越えるそうですが、もうすぐ秋の到来です。本日夜は長久手の原先生の医院でインプラントを考える会があり、私が発表するので原稿をもう一度チェックしないといけません。
2010年8月31日
昨日はインプラントを考える会で発表をすませ、アフターを餃子の王将でしました。毎回インプラントを考える会が終わるとラーメンを食べながらわいわいがやがや楽しいです。ただ、カロリーが高い店なので健康には悪いです。
2010年9月1日
9月になってしまいました。名古屋はまだまだ暑いですが、風は秋の匂いがします。昨日のインプラント手術は下顎管まで非常に近接した位置にインプラントを埋入する必要があったので非常に緊張しましたが、うまく出来ました。ほっとする瞬間です。本日消毒でしたが、麻痺の症状も全くなくめでたしめでたしです。
2010年9月2日
今朝の名古屋は久しぶりに曇っており、風も秋の風を感じます。あれほど暑いと怒っていたのに、秋の気配を感じるやいなや一抹の寂しさを感じるのはやはり年齢のせいでしょうか?
2010年9月3日
昨日は9月5日に東京の六本木ヒルズで行われるヨシダのCTユーザーセミナーで発表する原稿作成で一日潰れました。古いインプラント症例の写真を見返してみると、昔は昔でよくこれだれがんばっていたものだ、と昔の仕事量というか作業量にびっくりしました。最近は昔程大量の仕事ができません。特に文献を読むことがおっくうになってきています。
2010年9月4日
今朝は東京のニューオータニで朝を向かえました。昨日は御徒町のぽん多という洋食屋で美味しいトンカツを食べ、夜は夜でここのレストランでポリネシア料理を食べたところ、食べ過ぎで苦しいです。